ドコモ、「dポイントマーケット」「dジョブ スマホワーク」終了、詐欺対策強化の新セキュリティプラン提供開始
NTTドコモは2026年5月26日をもって「dポイントマーケット」と「dジョブ スマホワーク」のサービス提供を終了すると発表しました。一方で、ユーザーの安全強化のため、迷惑電話拒否、詐欺チェック、フェイク画像診断機能を追加した「あんしんセキュリティ トータルプラン 詐欺対策プラス」などの新サービスを開始。さらに、NTT・クボタとのスマート農業技術実証や6Gに向けたミリ波通信実証、AIを活用したクマ出没検知システムなど、多岐にわたる分野で革新的な取り組みを進めており、既存サービスの見直しと未来技術への投資を同時に行う戦略が明確になりました。
ポイント
- 1「dポイントマーケット」および「dジョブ スマホワーク」は2026年5月26日をもってサービス提供を終了します。
- 2「あんしんセキュリティ トータルプラン 詐欺対策プラス」と「あんしんセキュリティ スタンダードプラン 詐欺対策プラス」の提供を開始し、迷惑電話拒否、詐欺チェック、フェイク画像診断の3機能で詐欺対策を強化します。
- 3NTT・クボタとの連携による山間部でのロボット農機遠隔操作技術実証、6G時代に向けた高速移動車両での大容量ミリ波通信実証、AI搭載カメラによるクマ出没検知システムの実証実験など、最新技術を活用した多角的な取り組みを推進しています。
- 42026年6月からは「dポイント」「d払い」の自治体キャンペーンも開始予定です。
NTTドコモの動向は、通信事業者が事業の「選択と集中」を加速させている現状を明確に示している。「dポイントマーケット」などの周辺サービスを終了する一方、社会問題化する詐欺への対策として、AIなどを活用した高度なセキュリティサービスを打ち出した。 これは、単なる通信インフラ提供者から、ユーザーの生活全般を支える総合的なプラットフォームへの進化を目指す戦略の一環である。 市場では、楽天やPayPay(ソフトバンク)などもポイント経済圏の拡大にしのぎを削っており、顧客の囲い込みと収益源の多角化が共通の課題となっている。 特に金融や決済は激戦区であり、ドコモも金融事業の再編を進めている。 今回のセキュリティ強化は、通信キャリアが持つ顧客基盤と信頼性を活かし、安心・安全という付加価値で他社との差別化を図る狙いがある。 ユーザーにとっては、一部サービスの終了は不便となるが、フィッシング詐欺などの脅威が増大する中で、通信キャリア自身が提供する包括的なセキュリティは大きな安心材料となる。 今後ドコモは、6GやAIなどの先端技術をスマート農業といった社会課題解決に応用する取り組みをさらに強化し、持続的な成長を目指すだろう。
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