🔴 重要エネルギー・環境

経産省、「蓄電池産業戦略」を「蓄電池・電源産業戦略」に改訂

2026年6月2日 15:32www.meti.go.jp
共有:
広告
要約

経済産業省は2026年6月2日、2022年8月に策定した「蓄電池産業戦略」を「蓄電池・電源産業戦略」に改訂しました。この改訂は、グローバル市場における蓄電池の過剰供給構造やサプライチェーンリスクの顕在化、さらにはAIデータセンターや医療・防災分野で高まる高度な電気制御ニーズに対応するためです。蓄電池だけでなく電源システム全体での競争力強化と製造基盤確立を目指し、日本の蓄電池関連産業が高付加価値市場を獲得していくことを目的としています。

ポイント

  • 1国内製造基盤の目標を2030年代半ばまでに150GWh/年に確立するよう見直されました。
  • 2日本企業のグローバル市場での蓄電池関連売上高を2025年から2035年に3倍に成長させる目標が設定されました。
  • 32030年頃の全固体電池本格実用化と、2030年代半ばに向けた次世代電池製造基盤の確立を目指します。
  • 4国内基盤拡充、上流資源の確保・サプライチェーン強靱化、次世代技術の開発等、7つの政策の柱に沿って官民一体で取り組みが進められます。
💡インサイト

経済産業省による「蓄電池産業戦略」から「蓄電池・電源産業戦略」への改訂は、中国勢の過剰生産で価格競争が激化するEV用などの汎用品市場から、高い技術力と信頼性が求められる高付加価値市場へと日本の戦略の軸足を移す重要な転換点です。 世界的なEV需要の鈍化が見られる一方、AIの普及でデータセンターの電力需要は急増しており、安定供給を支える高性能な電源システムへのニーズが高まっています。 この変更は、国内の蓄電池関連企業に対し、単なる電池製造だけでなく、エネルギーマネジメントを含めたシステム全体でのソリューション提供を促すものです。今後は、官民一体で2030年頃の実用化を目指す全固体電池などの次世代技術開発を加速させ、 エネルギーソリューションとして日本の国際競争力を再構築できるかが成功の鍵となります。

#蓄電池#電源産業#産業戦略#経済産業省#エネルギー
広告
共有:

このようなニュースを自動で受け取りませんか?

気になるWebページを登録するだけで、変更をAIが記事にしてお届けします

無料で始める